今どきの車事故

事故発生数は増えても死亡者が減っているのは単純に車の性能のおかげでつ。
さっき家の近所(大五郎前)で事故があって、ちょうど窓を開けていたんで一部始終の音を聞いていたんですが、大型トラックや乗用車のクラクションが数回鳴り響いたあと、ドーンという音が聞こえました。だいたい2秒はあったかな。
昔は、事故と言えば、ロックスキール音(“キーっ”て音)がしてドーンでしたが、昨今はトラックでもABSが当たり前の時代なので横方向の押し出しかタイヤがロックされるほどの異物を巻き込まないとタイヤはロックせず痕跡が残らない※。
昔は路上のタイヤ痕でブレーキ制動をしていたかどうか物証できたわけですが、現在は事故の当事者と目撃者の証言だけ。
今日の事故みたいに、渋滞のさなかで起きたものであればいくらでも目撃者はいそうですが、これが夜の山奥の道で、対抗してきたセンターラインを超えた車を避けようと、単独死亡事故となった場合、相手が逃げてしまったらもう物証はなにもない。居眠りとかで片付けられてしまいそう。
なんか怖いなぁ。
ここまで発想するオレも怖いか。
※実際にはEBD付のABSバルブが作動した直後(数回?)はブレーキがシビアに効く状態になるので厳密には作動を立証できる可能性はある。またダイアグノーシスの情報で最後の作動記録が残っているかも…。