手術に向けて「エピローグ」

(全部説明すると長いので「糖尿病」カテを見ていただくと詳細がわかります)

私は糖尿病でございます。

2年前の初秋に発覚し、その後目の中で出血。後になってわかったのは既に数十年糖尿病の状態であった可能性があり、糖尿による合併症を起こした状態。

腎臓、心臓、血管、脳幹の状態については、正常範囲(コレステロール値が低いだけ。

Hba1cは5.9~5.4をうろうろ血糖値もほぼ正常値。もちろんすべては代謝内科の先生と親友の薬剤師&薬のお陰です。

ただひとつだけ異常なのが目。

レーザー光凝固は、一昨年の段階でしていましたが、30代ということもあり悪化が止まらず、正確には多少ブレーキはかかっているがさらに進行をつづけた状態だったため、再びこの夏からレーザー光凝固の再施術。しかしスタートしたと同時に右目の視野欠損が拡大し最終的に網膜はく離になりました(※レーザーをしたためではありません。

増殖網膜症(網膜症の末期状態)で、膜から延びてる新生血管(できちゃいけない脆い不良血管)が網膜を引張りしばらくはちゃんと網膜もがんばってたのですが、耐え切れず網膜はく離の状態になったわけです。この引っ張られて剥がれた部分が黄斑部に掛かりだしてますので視野はこんな感じです。

画像

びっくりしましたか?

視力は0.8あるし結構見えてるんですよ。

でも、眼科で視野とかを簡易チェックするシートを見てみると見えない領域があることに気がつきました。

画像方法は、片目で真ん中の点を見て、両端の点が確認できるかということと、マス目がすべてクリアに見えるかです。

(注意点)

・必ず片目ずつで中央の点を見る

・目がちょっとでも動くと視野欠損部分を補完してしまうので目は絶対に真ん中の点から動かさないこと

・目と用紙の距離はあまり意識しなくていいですが、直角&なるべく近づけてみること

ネットで過去にいろいろと検索していろいろな方法がありましたが、これが一番わかりやすかった方法でした。自分がなってはじめて分かりましたよ(汗。

※画像は実際に病院で出されたシートを“マネたもの”です。医療用でもなければ完璧なものでもありません。参考にされるのは自由ですが完全自己責任でお願いします。またモニターだと縮小されてしまいマスが表示できないのでA4サイズにプリントアウトしてみてください。

※画像の縦横比は297:210にしてあるので、一度PCにダウンロードして、プレビューし「サイズをA4に合わせてプリント」してください。分からない場合は、ワードなどに貼り付けてコピーしてもいいです。

この夏レーザーの再施術の前にセカンドオピニオンに行った時に知ったこととしては、この膜は通常の病院であれば即手術、しかも「かなり酷い状態で、視力があるのが奇跡」というほど分厚い膜が強固に張っている状態。

運が良かったのは、たまたま膜の向きがマイナーだったのと、網膜を引っ張って視野が歪んでから欠損までの時間が少しあったってことと、糖尿じたいがコントロールはできているので多少は手術の実施を遅らせても影響はない状態だってことでしょうか。

また一昨年にかかった隣町の眼科がその日のうちに紹介し予約をとってくれた病院が、熊本では最高峰と言われる眼科だったのもラッキーだったのだと思います。実は日本でも有数の眼科だと最近知りました。

代謝内科もそうですが、すべては人様が繋いでくれた縁なのです。私が一昨年もしラジオに出てなかったら、もしそこにどめっちを無理矢理誘ってなかったら、地元の病院の内科(先月潰れました)に通い、眼科にも行かず失明していたと思います。「もし」なことが多すぎましたが、今まで生きてきてここまで人様との“縁”を感じたことはありません。

ちなみに私は宗教はしてませんし、ヘンな健康食品も売りつけませんのでご安心くださいね。単純に後に続くであろう糖尿病のみなさんへのログとして・・・なんて大袈裟なことではなくて、単純に自分の気休めのため、今後は手術までの道のりをダラダラとつづってまいります。