まだやってたんだアイツら。
「あなたのお店を雑誌に掲載したいので取材させてください。ただしタレントのチャーター費用が高いので○万円だけご負担ください」
タレントは誰でも聞いたことあるタレントが多い。
雑誌の名前も○○画報、○○ジャーナル、○○塾などどっかで聞いたことあるような名前。
店に直接来ることもあれば、ホテルで取材することもある。
取材のプロデューサーみたいなのが1人、カメラマンが1人、アシスタントが2人、マネージャーが1人。
実際に掲載された本も後日届けられる。
出した本人はこれで満足。
でもね、実際に取材しても本がどこで売られてたとかって話は無いはずです。だって売価は記載されていても一般の書店では販売されていません。あくまで、会社に直接取りに来た人だけに販売しますが、積極的に販売しているわけではない本なのです。
普通そんな本誰が金出して買いますか?
じゃ製本されたものは誰に?
良心的な会社は取材されたカモたちに3ヶ月ずつ送ります。
せいぜい、いいとこカモを探している会社か“起業の念”に捕らわれた人だけです。
ただひとつだけこれを利用する手があります。
「当社はタレントの○○さんが取材に来たお店です」とその撮影風景を地元で打つ広告用に使うのです。これ以外に元を取る方法はありません。
「わっタレントが取材に来るてよ~」なんて浮かれずに自分がカモにされたことに気がついたら、必ず断りましょうね。