「過剰与信」にやっとメス?

「呉服過量販売・全国弁護団を結成へ」という見出しが出てましたな。

昔から移動販売をする呉服屋というのがありまして、とある会議室を1ヶ月借りてその期間販売を続けるというもの。求人広告などでは「月に20日働いたらあとは10日間自由に遊べて固給36万円」なんてのがそれ。今でもあるんですが、ほとんどはこの過剰与信を利用した販売です。私も二十歳の頃に新宿西口横にあったこの手の会社に行きました。もちろん面接(説明会)の時点で「ちょっと考えさせていただきます」と帰りましたけどね。

この手の輩は、マルチ屋と一緒で自由きままです。

潰れたら次の手を考えればいいこと。

会社設立なんて誰でもできるんでやばくなったら潰してとっとと次の会社作るだけですから。

マルチ屋と言えばはHヘルスが有名です。

ネットではSシステムとかね。

問題は、こいつらが使う過剰与信です。

これは、3流の信販会社が、審査もそこそこにバンバン決済を受け付けるアレです。

昔であれば「Oコーポレーション」、今であれば「Gクレジット」、「Oグループ」が突出しています。聞けば誰もが思いつくアノ会社です。

対処方法は

ご利用は計画的に。

絶対に収入に見合わない買い物はしないこと。

これ以外にありませんね。

もひとつ。

昔からあるのがまとめローンというもの。

その前に、実際に月々の支払いができなくなるとどうなるのでしょうか。

私の知り合いの場合。

大手の信販会社を利用して50万円の商品を買ってしばらくしたら払えなくなったそうです。信販会社は法的な手続きに出ました。そして裁判所に呼び出され、事情聴取され、結局「元金だけ分割で返済する」ということで手を打ってくれたそうです。それもできなくなると差し押さえという道をたどるらしいですが、彼はしっかりと返済してました。でもこれはたぶんラッキーだったほんの一例だと思います。この人は金にルーズな人で「裁判所に呼び出されて焦った」と言ってました。

普通の債務者は「呼び出し来ますよ」という警告みたいな督促状が来た時点で罪悪感を感じて「どうにかして払おう」としますよね。

そこで「とりまとめ屋」の広告を目にするんですなぁ。これがまた。運悪くというかタイミング良くというか。

「お支払いは月々3000円~金利格安」てなのを広場のフェンスだったり、町内の広告(昔は新聞折込にもありました)なんかでよくあるあれです。

実際に「とりまとめ」は可能なのでしょうか?

銀行系、大手消費者金融系で可能なところが結構あります。

ただしそれは「フリーローン」の転用で銀行系では18%以上、その他では法定ギリギリと思える金利でした。しかも、金額は2年間定職についていた人で最低金額の30万程度~。この程度でとりまとめできますか?私だったらできませんね。

まぁ最後の最後でしたら、カードで物買いまくってヤフオクで販売して逃げるってのも多いみたいですけどね。そこまでいったらあとは泥沼ですよ。連帯保証人(←本人と同等の支払いの責任がある)もたまったものではありませんよね。

そそ。

もうひとつ。

「保証人紹介屋」なるものもあります。

年間5万円程度払えば、いくらでも(ちゃんとした社会責任のある)保証人がついてくれるというアレです。めっちゃ怪しいんですが、全国的に動いてる組織が結構な数ありますね。

>>Y!での「保証人 紹介」の検索結果

↑マヂでびっくりしますよ。

ここで登録されてる人に物凄く興味あるんですが、やっぱあれですか。あくまで私の想像ですがギリギリの人たちなんざんしょ?誰か詳しい方教えてください!

保証人紹介屋なんですが、ちゃんとY!のスポンサー(右上の囲み広告)としても多数出てますね。てことは最低パッケージで月60万でしょ。相当儲かってるんだよねぇ。

ここで気がついたんだけどこのスポンサー広告のシステムはY!のものではなくて、オーバーチュアという会社のシステムなんですがねY!が買い取ったことになってる会社です。ソフトバンク帝国もすごいことになってますなぁ。私の会社のサーバもY!グループの使ってるんだけどね。

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