今度こそ来るかパソTV

古くはNECのCANbeシリーズにさかのぼるけど、パソコンとTVの融合したモデルが各社から新たに横並びでリリースされるのは今年夏モデルからとなる。
いわゆるパソTVのスタートラインとなる年だ。
春に発表された報道によると各家庭の3軒に1件はハードディスクレコーダーが買われている状態。M$はWINXPのマルチメディアバージョンを出した。液晶テレビは1インチ1万でも安かったのが今月に入ってから下降線を辿っていてさっき見てきたものだと32インチで22万円のものが出てた。ノンサポートであれば中国製液晶テレビは29インチで99800円のものまで市販されている。
そんな時代だからこそ、TVとパソコンの融合が促進されたんだろうね。
この夏の話題家電は“液晶テレビ”なのは間違いない。しかも夏モデルでさらに各社ヒートアップしてるのがパソTV!
まっソニーは論外として(ごめんねソニーキライなの)、富士通のFMV、NECのVALUESTAR、シャープのメビウスがそれぞれ出てきた。
画質は、FMVのが断然いい。モニターには「シャープ亀山工場製」としっかりはってある。32インチで高いけどね。この前から思ってたけど“亀山工場製”はひとつのステータスブランドになってるね。シャープのは思ったほどよくない。これはチューナーの影響だろうか。NECのは中間点だった。ただメビウスは「シャープ製なのに?」と疑問が残った。
マルチメディア家電として考えよう。
一番手間取ったのがシャープだ。リモコンを操作した時のアナウンス表示が少ない。その点FMVは本体のスイッチのインジケーターが点灯するなど細かいインフォメーションへの気配りができているカンジ。
ただ、私が買うならメビウスだな。まずマウスエミュレーターがリモコンにあるので他の2機種のようにリモコンとマウスがないとブラウジングできないのでは?と不安に思うことがない。マルチメディアTVとして考えたらソファーにくつろいで座ってるのが前提なので、膝を立ててキーボードを載せて叩いたり、テーブルでマウスを操作するなんてありえないのだ。くつろぎたいのよ私ゃ。ただメビウスのキーボードにはトラックボールが付いているのでこのワイヤレスキーボードだけですべての操作ができるのは◎だ。ただしメビウスもテレビとPC機能の切り替えや反応が遅く感じる点はある。VALUESTARは本当に中間的なモノだった。老舗らしい作り。
値段としては、メビウス。実売22万円だったので他の機種と比べてかなり割安。ヘタすると30インチの液晶テレビより安い。
今買うなら私ゃメビウス。ただ画質がイマイチなのがねぇ。もしサイズが32インチで画質がFMV並みなら30万でも買いだろうな。
同じシャープ製でFMVの方がメビウスより液晶の画質がいいってのは本末転倒な気がするんだけど。メビウスの液晶って亀山製じゃないのかねぇ?
(追記)
今パンフで確認しましたら、メビウスももちろん亀山工場製とのことでした。なんで画質悪く感じたんでしょうか。私の目が悪いのねきっと。そうよきっと。部品のバラつきなんかじゃないわよきっと。

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