映画「きみに読む物語」を見てきたよん

こんな映画です。
>>公式サイト
コピー:誰にでも、帰りたい夏がある。
監督: ニック・カサヴェテス
製作: リン・ハリス、マーク・ジョンソン
製作総指揮: トビー・エメリッヒ、アヴラム・ブッチ・カプラン
原作: ニコラス・スパークス
脚本: ジャン・サーディ、ジェレミー・レヴェン
音楽: アーロン・ジグマン
>>ここが情報源 by allcinema ONLINE
“愛”というものを、短期集中ではなく、ロングスパンで見ようと思うなら、絶対に見ておくべき映画でしょう。ただ感動したり泣くだけの映画をお望みならば私はベストとは思いません。あなたの愛や経験がオーバーラップしてはじめて泣くタイプの映画だと思います。
一応書いときますが、本国ではマディソン郡の橋超えるラブストーリーの真打ち(落語か?)だそうで、興行収入8000万ドル、初日出口調査満足度は94%だそうな。
ゴンのひとこと「愛はロング顎」(※ネタバレ参照)
おすすめ度:★★★☆☆「俳優陣が素晴らしい」
満足度:★★★☆☆
泣き度:★★★★☆
映像美:★★★★☆「見逃せない色深度」
★ここから先はネタバレ(かな?)です★(長いよ!)


・ゴンのひとこと「愛はロング顎」について
私もイマイチ意味がわかってないんですが熊本では、意味の無い話をダラダラとすることを「アゴを叩く」と言うそうです。ここで使った理由は、アルツハイマーになったアリーの記憶を呼び戻すため、若い新任の医者の意見は無視してノアは何度も何度もノートブックを読み続けるんですね。シーンにはありませんが何度も何度も記憶が蘇っているんですがやはり消えてしまうんだそうです。それが判るのが「前は5分で戻ってしまったよ」というノアの台詞です。
アリーの記憶が一時的に戻って、ノアが彼女に「ダーリン」と呼びかけます。彼女は「ドライブに行きましょう!」というのですが、ノアは「それはできないんだよ」と言った後、アリーは突然またアルツハイマーの状態に戻って記憶が消え、「この人は誰?誰か助けて!」とパニックになってしまいます。この時のノアの表情は私は忘れることができません。昔、彼女にすんごい裏切りをされたことがあって、その時を思い出してしまって泣いてました(^^;
ちなみにロングアゴーとかけてます(^^;
・おすすめ度:★★★☆☆「俳優陣が素晴らしい」について
私は脚本がすごくチープに思いました。今の映画のように「ここで泣け!」といポイントをワザと外す心理が働いてるのはいいんです。思慮深いタイプの人であればこの映画は自分の経験とオーバーラップするはずですから絶対に泣くと思いますが人生経験の少ない人は感情移入ができませんから、感動はしないと思います。今後の宣伝にプロモーションに期待します。
・映像美:★★★★☆「見逃せない色深度」について
現実離れしたものが見当たらないプレーンな色合いが最高です。水面の映し方もセオリーどおりのカメラワークですが非常に綺麗です。映画館のスクリーンでないとあの色は出ないかもしれません。夕焼けのグラデーション。南茂に映りこむ景色。異常にいる白鳥の群れ。昨今の韓国の映像にあるような気色悪いデジタル加工の跡が見えない点も非常に好感が持てる評価の高いであろう映像です。
・満足度:★★★☆☆について
しか~し、この俳優さんたちは素晴らしいです。あの脚本でよくここまで消化して演じきれたものだと関心しました。まっそれが仕事なんだろうけどね。この演技を見るためにならもう1回映画館に足を運びたいと思うくらいの素晴らしさです。
そうそう泣いてしまったもうひとつが、アルツハイマーで家族もわからないのになんで一緒に住もうとするのかと家族に聞かれたノアがいう台詞「一緒にいたいんだ。離れたくないんだ」。この台詞。家の親父たち夫婦とオーバーラップしてしまって声が出そうなくらい泣いてました。家はお袋が足掛け23年入院してるんだけど、親父は見放すことなく、年に数回は外泊させてやったり、週に1回は面会にも行ってるんですよ。親父たちの愛には本当に素晴らしいものだと思うです。あっまた泣いちった。でへへ。
・いらないと思ったシーン
アリーがパニックになるシーンはちょっとショッキングでした。なんか“ぐわっ”とくる感じがしました。私は苦手。あと最後に二人が手を握り合ったままベッドで亡くなっているシーンですが、やはり看護師さんの部分はいらなかったかな。手のアップとかのままクロージングしたらよかったよね。あまりにも最後の15分間は悲壮感を演出してしまいすぎててみんな冷めてしまってたようです。
・???
最後の5分間で、ノアがアルバムを開いているシーンが出ます。その中には、若い頃~老人になるまでの二人の写真がならんでいるのですが、どう見ても1枚気になる写真があります。たぶん40代であろうノア。これって「メル・ギブソン」ですよね?気がついた人いないかなぁ。どうなんだろ。

Author: kouji.baba