セロ弾きのゴーシュ活動写真館で楽団員をする、うだつのあがらない主人公セロ(チェロ)弾きのゴーシュ。突然彼の家を訪れる三毛猫やカッコウ鳥、タヌキの子供、ネズミの親子。ゴーシュにあれほど冷たくされたのに、それぞれが彼をサポートしていく…。とあるステージのアンコールで彼はソロで弾くのだが大喝采をあびる。そしてこの1週間で見違えるほどに成長していた彼に対して仲間たちも彼を称える。動物たちの無償の愛とゴーシュの成長っぶりに感動しましたわ。原作:宮沢賢治※童話です