先日の噴き出していたオイルはブローバイガスに含まれるオイルでした。
本日作業の結果、確定しましたw。
(追記:赤いのはLLCでした。タペットカバーからのブローバイガスのオイル噴き出し+ウォーターポンプ部分からのLLCのダダ漏れという状態だったのです)
オシマイ(マテ。
検索するとですね、このEF型エンジン実績は長いんですが定番のトラブルだそうです。
かわいいもんです。理由がわかっちゃえばですね(胃が痛くなるくらい落ち込んでいたのは内緒。
さぁ。作業の記録です。
1.点火プラグとコイル一式を外す
まずは、プラグ交換の時の要領で、コイル一体キャップとその周辺のボルトを外すとこまで一気に飛ばしますよ。
白いコネクターはマイナスドライバーでストッパー部分を浮かせてケーブルを優しく引っ張れば簡単に抜けます。またこれらのケーブルも纏めてケースから簡単に引っ張り出せます(私はケースをまるごと洗うので外しました。2番と3番はビニテで巻いてあるのではめる時も迷うことはないでしょう。
ここのポイントは、アクセルワイヤーが手前と右側(以下、ボディに向かっている自分から見た方向や位置を書きます)のU字のところに挟まってるので抜いきます。
2.左側の隠しボルトを外す
左側にはVVTかなパッキン付きのユニットがボルト1本で止まってるので抜きます。
そうすると下に2つボルトが見えますので外します。
3スロットルユニットをフリーにします
まずスロットワイヤー側のサポートホルダーのボルトとナットを外す
インマニハウジングに固定している対角線上のボルト二つと、下向きにタペットカバーケース(貫通含む)に固定するボルトを外す。
スロットルユニットは合計6つのボルトを外します。
これを外さないとタペットカバーは外れません。他の方の説明(L150ムーヴ)は外さなくてもイケてたみたいですね。前後長を切り詰めるためにタントではこうなってるのかしら??
かなり手こずりましたが、やっとタペットカバーが外れました。
すいません。あまりにも豪快に左下から吹き出した跡があったので、パーツクリーナー&拭き上げを先にして撮りました(滝汗。
↑ちょっとはみ出してオイル焼けしてますでしょ。パッキンがグイっと曲がる場所なので圧力が集中したのでせう。
オイル焼け自体は19万km走ってるわりにはかなりいいですね。
ATFも綺麗で変速ショックが無いことから前のオーナーさんがちゃんとメンテされていたことが伺えます。
ちなみにブレーキフルードも綺麗でしたが、パッドの減り方が左8mm右3mmと大きく違うのでピストンシールだけで済むかは未知数…。まぁ漏れてるわけではないので年明けにジェームスでパッド交換します。最悪ピストン、さらにシリンダーかも(滝汗。
タペットカバーはこんな感じ。
見た目はブローバイは詰まってませんでしたが、バキュームのほうが針金が2cmくらいのところで止まりましたwww。バキューム、ブローバイともにガンガンパーツクリーナー一本分洗ってスカスカになりました。この二つの穴って内部のサージタンクみたいなスペースで繋がってる感じ。
漏れてた箇所のアップ
よく見るとオイルのスラッジ(だいたいクリーム色なんだけどな)か液体ガスケットみたいなのが溜まってますね。
そしてパッキンを丁寧に外しましたが…。
ガラスのようにバッキバキでしたw.
まとめた画像
コイルとケース内側のボルトを外した後はこんな感じでした。