介護疲れで妻を…というニュース

悲しいニュースですよね。
他人事ではありません。

自殺も同様ご本人がその道しか選ぶことができない状態にまで陥ったということでしょう。
ご本人と話し合った上でしたことなのかまでは記事には書かれてません。
「介護の苦労」と言えばたった五文字ですが、時間サイクルが狂いだすのでうちみたいに24時間常に見ておかないといけないケースもままあります。このニュースの奥さんのように寝たきりと言っても姿勢をかえてあげたり下の世話、痰を詰まらせていないか?呼吸は?酸素飽和度は?血圧は?脈拍は?薬飲ませた?食事は何カロリーだった?塩分は?ちゃんと医療機関に資料として提示できる?なんてことまで気を使わないといけません。一人を介護するということは人ひとりではなく数倍以上の気を使います。
親子だから当たり前。夫婦だから当たり前。そう思って抱え込むと心の闇へ簡単に引きずり込まれてしまうんです。その闇が見えそうになったら、いや、なる前に声に出して周りに聞いてみてください。経験者がお話ししてくれるかもしれません。
また社会福祉協議会に電話するのがもっともスタンダードな方法でもあります。
うちの場合は幸いにして医療と行政の橋渡しをしていただけたことで、今はデイサービスと在宅と仕事で構築してきた監視システムを活用することでかなりの負担が軽減されました。それでもまだたまに心が折れますが“この先が見えず不安でどうしようもなかった、あの時よりはマシ”と考えることで乗り越えられる状態でどうにか踏みとどまってます。一人だからできているのかもしれません。これで家族でもいようものなら経済的に絶対無理でした(滝汗。
どれだけ苦しくてもたった一人で悩まないでください。
そしてネットだけの情報で判断をしないでください
自分の声を殺さないでください。
制度もシステムもどんどん変わっている時代です。
正しい知識と判断で向かえばきっと明るい道筋が見えると思いましょう。
この能天気なおっさんもなんども経験し壁にぶち当たってどうにかなりましたから。

kaigonoyami

 

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