「うちん爺ちゃんはいつも外に遊びに行っとるけん元気たいね」と言う方は多く、それが本当に元気で出かけてるならなんら問題はないわけです。
ただ理由なき外出の場合は“とにかく動かないと”という本人の焦りによって衝動的に出かけ続け、本人が意図しないまま最終的に徘徊(ここでは出かけて帰ってこれない状態と読み替えてください)につながっていたり、自分を意識するために買い物依存や暴飲暴食に陥ってたりすることがあるそうです。
とあるケースワーカーさんから、実際の例としてそれを聞いた時、ちょっと切なかったです。
もしなんらかの不安があれば公的な支援がものすごく充実しています。無論、隅々まで行き渡っているということはなく、知ってる人だけが利用して、知らない人はそのまま孤独へのスパイラルに陥るということになります。
各市町村にある社会福祉協議会などには電話で気軽に相談できる窓口があったりします。
どうか情報を活用してください。
本人にも家族にも通常の生活をする権利があるのですから。
一人で悩まないでほしい。
[参考リンク]
全国社会福祉協議会ホームページ（以下、「全社協サイト」）
http://www.shakyo.or.jp/
