補聴器紛失事件

今日は朝から親父の希望だった菊池と山鹿市へとドライブに連れて行った。
・(菊池)菊池神社
・(山鹿)清浦記念館
・(山鹿)八千代座
・(山鹿)日輪寺
午後から役場に行きたいというので、早めに切り上げてきた。
ただ役場に何しに行くのかと訪ねても、言葉を濁らしていた。
帰宅後。昼ごはんを食べて役べへ。
そして、役場の用事も終わり車庫についた時にどうも親父の反応が薄いので「補聴器は?」と聞いてみると無くしていた。しかも持ち歩いてるはずの補聴器入れごと無くしていた。「持っていった記憶が無い」というので、家の中を探すも見当たらず、とりあえず役場へ向かった。
総合受付には届け出がないそうで、親父が「右と左に行った」と言う(課名は覚えていない)ので、右側の福祉課にまず行ってみて聞いてみた。窓口で私が質問していると、親父がいそいそと私の後ろを通り過ぎ、奥の税務課へ(泣。
福祉課の職員さんに「すいません。税務課のようです」とお詫びして、私も税務課へ向かい「補聴器の落とし物の届け出はありませんでしたか?」と聞いてみたが届けはないとのこと。
この時点ではなぜか親父は窓口の別の人を呼び止めて、何も喋らず手を挙げるだけであった。(あとで窓口で対応していただいた方に聞いたら先ほど来た時も同様に会話も要領を得ず、窓口に来ただけで帰ったらしい)
最初の福祉課の方もついでだからと付き合ってくださり、福祉課3名、税務課4名ほどの方が、ロビーなどを探してくださったが見つからず、親父が言う“左側”にも「行ってみます」告げたところ、内一人の方が“左側”複数の課に電話をしてくださった。
それで保険課に落ちていたのが見つかった。
この頃には職員の方々10名近くが探してくださっている状態で、平身低頭お詫びとお礼をしたところであるが、親父は皇族のように手のひらを向けて軽い会釈をするだけ。
事の大きさに気がついていない様子。
顔から火が出る恥ずかしさとはこのことだ。
本当に職員の方々には申し訳ないことをしてしまった。
ずっと赤べこのように頭を上げ下げしながら役場を後にした。
たまたまそこに来ていた住民の方は、私がなんかやらかしたと思っただろう。
最後になっても親父は職員の方に対してお詫びもお礼も挨拶もしていない。あの手のひらヒョイヒョイが挨拶だと言うならまぁそうなのかなとも思うが。
ほんとに疲れた。

Verified by MonsterInsights