アルトくんはバンなので、後部の半分以上を荷室として使う構造になっている。
そのためリアシートは直立している。
ただこれは利点が多く、Ｒシート上に置いた荷物が前席から取りやすい。またリアドアを開けてトランク部分の荷物を出し入れしやすいし、ほんと便利。
で、何を思ったか、Ｒシートを交換したらどうなるのかと試してみた。
実際にリアに人を乗せたことは1回静岡であっただけで、皆無。この先もないとは思うけどね。
実はこのリアシートは、21型ラパンのもの。アルトくんは24型なのになんでーと思いますが、シャーシベースがその辺りだったんでしょうね。たまたまリアシートを前にはずしたことがあったので、同じシャーシであることに気がつきました。
背もたれのみボルト止めになっていて座面は差し込むだけ。
穴の位置もぴったしなのでステーは共通使用できて、座面を差し込むガイドは位置が違うけど、結構しっかりハマり込むのでそのまま使えそう。
ただしアルトバンの背もたれのステーの穴はボルト4本とガイド2つなのだが、ねじ穴が2箇所切ってない。よって、ボルト2本とガイド2つの4本でガッチリ止まってはいるが、不安な人はねじ穴を切らないとだめです。
この背もたれは当然前に倒れますが、アルトセダンと違い背もたれのリクライニングが可能になります。これはポイント高いです。シートが分厚くなる分、荷室はまっ平らにはなりません。
唯一の加工はシートサイドのカバーだけですが気にならない人はつけなくても別に機能的な問題はありません
※軽キャンパーと同様に積載物の変更なのと乗車定員の変更とはならず構造変更の問題ないはずですがこの情報を元に作業される方は当然のごとく自己責任でお願い致します、私はＲシートはすぐに元に戻しましたよ。えぇ。ほんとにｗ。
昔ははずしたシート載せておけばＯＫだったんですけどねー。
【2015春追記】
某全国チェーンの車検屋さんでは何も言われなかったんですが、ノーマルシートも積んで出したところそのまま通りました。やはり構造変更ではないので積載物として見るのかな。迷惑かかるといけないので名前は載せません。
