“なにがしたいんですか?”

もう過去のことだが、”なにがしたいんですか?”と言われることがあった。
無性に悲しくなる。
自分は裏表を使い分けられるような、そんな器用な能力は持ち合わせてない。最大の欠点だと自分でも思うくらい不器用だ。
本当は要領よく、八方美人にして、表面上は敵を作らずに生きたかったよ。できることならさ。
なぜ悲しいのか。
こちらは何かをしてほしくて世話を焼いてるわけじゃなく、自分の余力の範囲で、人様と遊んだり喜んでもらうことに生きがいを感じて行動しているのだが、”なにがしたいんですか?”のたった一言で、自分のことが相手に理解してもらえてなかったことに気がつくからだ。
相手が理解できないのは自分のせい。
自分の表現力のなさに、悲しく、そして寂しく、さらに情けなくなるのです。はい。ごめんなさい。

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