右目の手術から5年がたち、今年になってから視力が落ち始めたことから、術後ほぼすべての人に発生する後発白内障の施術を2回ほどした。
結果、視野全体はクリアになったが、認識範囲(ものを認識するのは広い視野の中でもピンポイントの中心部のみである)が欠けている部分は変化がなかった。
つまり“本は綺麗に見えるが文字を認識できない”そんな状態。
「そんなばかな」と大概の人は言うこの症状。


実際にどういう状況か説明するには、爪楊枝を使う。
片目を瞑り、目の前5ミリ程度(まつ毛がくっつくかくっつかない)のところに爪楊枝を縦に持って、絶対に目を動かさずに、その状態で本を目の前にして“文字を読んで”ほしい。
この際、【瞳と爪楊枝、本は1本線の上】に置き、斜めに見たり、角度をつけてはいけない。ちょっとでも角度をつけたら、当然脳が残像から文字を補間をしてしまうので、再現ができなくなる。
どうだろう。本や周りの文字、写真は綺麗に見れど、中心の読み取りたい文字は、目を小刻みに震わせてやっと見える程度ではないだろうか。
まぁ健常者は角度をつければ見えるんで心配はいらない。私の場合、網膜にヒダがある。これは5年前の手術で患部を焼損した時に、網膜が引っ張られ、そのために大量のシワが発生。そのため網膜を強くひっぱり、シワシワになっているのだ。
そのため補間能力が間に合わず、視力が低下してしまう。
脳による補間というの物凄くて、失明の寸前まで目の病気に気がつかない人が多いのもそういうことが関係してるのだと思う。
そんなわけで、しばらくボランティア活動を中止させていただくことにしました。