iPhoneでUstreamとTwitcastingでストリーミング比較

今日はもぎたてラジオのオンエア日。
この「もぎたてラジオ」とは、第2第4土曜日に荒尾市にある「あらおシティーモール」より公開放送されている番組。
>>「もぎたてラジオ」番組公式サイト
この番組は、奥田圭さんがしている番組で、この奥田さん。非常にフレンドリーでここ10年近く応援させていただいてる人のひとり。
さて。
ここ最近のtwitter連携のサービスの乱立は物凄いことになっている。その中でも勢いがあるのが、Ustreamという動画共有サービス。これ、実はただの動画共有サービス。そんなの今までも数多くあった。


《従来サービスとの違い》
まずはtwitter連携のお陰で関連サービスの敷居が低くなっているということ。つまりはタイミング。
ここに目を付けた企業は、ソーシャルメディアでのプロモートを一気に拡大してきて、実際精通した人材も経験も不足していると思われるが、過渡期においては大して表面化しておらず、私は「やるなら今のうちにやって経験を積んでってください!」と相談されてきた人たちに力説してきた。それが昨年の7月のこと。
>>Twitterのつぶやきをブログ形式で保存するサービスtwilog
※世のなかでtwitterコンサルタントを名乗る輩が乱立しているが、是非検索してほしい。人格まであぶりざれるよ(w。
私らが最も重要視したのが「ライブストリーミングを誰でも簡単にできる」ということ。
昔であれば、配信用のPC、カメラ、通信環境、マイクなどが必要だったのが、スマートフォンを持っていれば最低限ストリーミングができてしまう。私みたいなiPhone持ちなら最低限なにもいらない。これはまさに革命的。
《ストリーミングの問題点》
ネットのただ乗り論争は置いといてだな(www。
本日の放送 >>Twitcasting
本日の放送 >>Ustream
※Ustreamは通信環境の影響で映像はクリックしてやらないと進まないことがある。またファイルとして完結していない部分がある(PCによってはファイルエラーが出る)ので注意。あとUstreamはマイクを追加しているため音量に注意。
PC+有線であればシステム側に依存するのでこれはハードルさえクリアすればOK。ただし品質という問題はクリアされていないので、商用だと大変だ。今は「あ~繋がりませんね。混雑してるんですね」で済むようにしているが、商業ベースとなるとリスクを多く含む。
PC+通信カードや、iPhoneで外部からストリーミングさせる場合、最も差が出るのが画像処理と帯域の差によるもの。
唯一定額でのデータ転送量無制限だったイーモバイルが国内や国外の会社同様、いやそれ以上(1日あたりのデータ制限もするそうな)に一気に規制を強化したことで、他社の出方が気になるところだ。
従量制では、FOMAエリアで安定し信頼度の高いDOCOMO。従量制は自社回線を使うSBM。PC+通信カードについては、まだまだ目を離せない状態なので意見は保留とする。
iPhoneの場合、アプリはUstreamとTwitcastingがメインで、画質は3G使用前提のTwitcastingがいいようだ。ただ録画までiPhoneで完結させるなら、Ustreamに軍配があがる。ただiPhoneから投稿してるのにiPhoneからの視聴ができないというのはNGだ。つまり、PC経由でなおかつ専用ソフトを使ってないと、視聴することもできない。たぶん対応されるとは思うけど…。
現在の状態ならば、iPhoneに限れば、Twitcastingはライブストリーミング用。録画もするのであればUstreamということになるか。ただそもそも録画しての公開であれば、標準アプリで録画して帰宅してからPCで加工してアップするのが最も綺麗で完成度も高いわけだが。そうなるとUstreamのアドバンテージは、PC経由がメインとなってしまうなぁ。
オマケ《twitterは新しくない》
実際twitterのシステム自体は簡易で開設当初はパラメーターに登録時の情報がそのまま放出されていたことなど、よく言われていたことで、技術屋からすれば今のtwitterを見たら「なんでこんなのが?」という思いをしているんじゃなかろうか。実際twitterの思想を聞いた時に私も「1行掲示板」を設置して似たようなことをしてみたが魅力は感じず1年ほどで外してた。
ソーシャルメディアという言葉が使われるようになったのは最近だけど、昔から言っていた個々が情報を発信出来るオープンコミュニティの名前が変わっただけで、リソース的に目新しいものはない。これ大事。つまりシステム上ではとっくに出来上がっていたもので使い方の切り口が変わっただけだ。

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