旧顧客だったホテルから電話があった。
「ＰＣに新しいセキュリティなんちゃらってのが入ってるみたいなんだけど英語だらけでわけわからん」というもの。
とりあえず、ＬＡＮと電源コード抜いて「故障中」の札を貼ってもらった。
本来ここは、うちの商品を入れてたのであと４年間はサポート対象だったんだけど、投機用ホテルなので代替わりしてしまい、現オーナーとは無償だったのに引継ぎ契約もしてないし、代理店が勝手にセキュリティコード（セキュリティ設定やパスワードではなく、契約における規定のこと）を破り、他社のシステムを強引にぶち込むなどお客が好き放題してるのだ。だからサポート対象外＠代替前に告知済。
でもまぁ代理店の顔をたててやって、「無料で見れる範囲だけなら」ということで行ってきたのが昨日のことである。
行ってみたらば巷で話題の「Antivirus XP 2009」である。
>>Antivirus XP 2009の説明 by ＴＭブログ
昔懐かしいマルウェアタイプの偽セキュリティソフトね。
ニュースとか情報サイトでしか見たことなかったものが目の前にあるのを見て、ついつい笑顔がこぼれてしまう（ビョーキ。
セキュリティセンター風のもの（英語だけど）や警告画面、しまいにゃ壁紙なんかもついちゃうほどのサービス満点さ。
いやはや。実におもしろい。
これは複数の活動をするんだけど、感心したのはちゃんとアンインストール情報も持ち合わせていること。もちろんそのままではできないけど（ｗ。
ＭＢＲまでは犯されてないけど、レジストリを大量にいじってる様なので、こりゃクリーンインストールしたがいいよ。お客さん。
・・・てなことをレポートとして作成し明日提出予定。
公衆端末用で、しかも管理者不在のＰＣで、セキュリティなしで稼動するのは犯罪を助長するも同然です。せめてオートリカバリーソフトなんか無料でＭ＄がいいの出してるんだからそれをいれてやればいいのにねぇ・・・。
