「ネットをしていて助かったなぁ」と思ったこと

まずはなにはともあれ調べ物。

辞書や百科事典はもういらないですね。

私みたいにタリラリランな人間にはほんと助かります。

wikipediaの信頼性は前にも書きましたように絶対ではありません。

ただし、書籍との大きな違いは、常に最新の状態に保たれている可能性があるということです。書籍だって信頼性は完璧とは言えませんから、同じラインに立って見ればネットの方が情報は正確な可能性がかなりあります。あくまで可能性ね。

ただし大きく間違った情報もネットには大量にあります。私のブログは日々の日記への当日アクセスよりも、過去のデータ系記事へのアクセスが桁違いに多い(昨日だと2400+)ため、実は過去ログをちょこちょこ修正してたりもします(テヘ。

そんな私が最近一番【ネットで助かったなぁ~】と思うのが、母の死去によっていろいろと生じた事柄です。

まず、病院から連絡が来たのでそぐにその亡き骸に会いに行き、とりあえず帰宅して葬儀屋さんに連絡しました。その後病院に引き取りにこられるのでまた病院へ。

「お通夜」というのは葬式イブみたいなもんという意識はあったものの意味を知りませんでしたのですぐさま検索。

お通夜:死者を葬る前に家族・知人などが集まり、終夜なきがらのそばで過ごし、冥福(めいふく)を祈ること。

じゃ「冥福」ってなにか。

冥福:死後の幸福。

なんとなく違う気がしてたので(去年のお祖母さんの50回忌で家が「浄土真宗本願寺派」ということを知っていたのもあり)早速ネットで調べてみる。

すると浄土真宗では「冥福」という概念が無い。

「冥福を祈る」ということは「冥福を祈らないと幸福になれないから」という考えにたっての言葉で、浄土真宗の場合は冥福を祈る必要はないそうです(自分が人様に言う場合は「謹んで哀悼の意を表します」というのがいいらしい)。

「死」に対して“汚”“忌”という考えから、忌中というものがありますが、浄土真宗では「即得往生」という考えからそれはタブーとされています。ですから「忌中」という言い回しはないそうです。

他にも今回知ったことがゾロゾロと出てきます。

線香は2つにおって火をつけたら横にします。

香典返しの塩は、先に書いたように浄土真宗では不要ですが、来てくれた方々の家庭に対応できるように葬儀屋さんが準備してるようです。

喪中ハガキはもう出してしまいましたが、これは「家は一部の宗教からすると喪中に当たるのでこちらからは年賀状を出すのはご遠慮致します」という“配慮”の意味合いで出したことになるそうです(熱心な方は喪中でももちろん出されるそうです)。

これも私は勘違いしてて「喪中なのに出す暇ないから出さないよ」って意味だと思ってました。

お仏壇ですが、これにはなくなった人の魂が仏となって入るものって思ってたわけですがそうではなくて、ご本尊さんを安置するところだそうです。浄土真宗の場合は「ミニお寺」とも言えるもので「阿弥陀如来の極楽浄土」を現しているそうです。本願寺派は中の柱までキンピカで豪華です(東は柱が黒いものになります。

位牌は設置せず、お坊さんに過去帖へ記入してもらいます。

遺影や写真などは仏壇には入れず近くに置きます。

お墓は、「○○家の墓」は下に彫って、上には「南無阿弥陀仏」と金色の文字を入れました。

日の吉凶、占い、方位、姓名判断などは迷信と言われているため信じる必要はないそうで、お盆に特別なお飾りなども必要ないそうです。

他にもいろいろと出てきて興味がわいてきたので、一度図書館に行ってさらに調べてみたいなと思った次第です(結局図書館かよ。

ちなみこれは日記ですから、助言は喜んで頂きますが宗教論争は無視しますよ。それこそそんな暇ありませんので。

さらに宗教活動に目覚めて危ない方向に進んでいるわけでもありません。今回のことで私が単純に興味がわいたってだけです。

※参考にしたサイト

>>浄土真宗門徒ひろば・仏事相談かなり有用でした

>>法要・お盆・お彼岸 – [冠婚葬祭]All About

>>浄土真宗本願寺派本願寺サイト

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