在宅

よく人に「あなたどんな仕事してんの?」と聞かれる(最近では親戚とかね)んですが、私の場合“SOHO(ソーホー)”と言われる勤務形態で、webコーディネーターをしています。簡単に言うと企業に対してwebコンテンツを企画提案し業務をサポートするお仕事。キオスク端末のシステムやwebと連動させたナビゲーションソフトも作ります。他にはワンオフの特殊用途のものもいろいろと作りましたよ。今年で創業から11年目になりました。

SOHOとはsmall office home officeの略ですが、文字通り小規模事業者とか自宅で仕事をしている人を言うわけです。

SOHOをご存じない方には、「在宅です」というと“ぁゃしぃ商売”と勘違いされるんで「会社員ですが客先へは直で出張するので“在宅ベース”で仕事をしてます」と長々とした言葉になります(でもたぶん家で遊んでると思われてる。

他に自分が直で受ける昔からのお客様からの仕事があるので「GONSOFT」という名称も使ってますが、こちらの収入は一晩飲んでたら消える程度の収入です(泣。

現在の会社は5年目のお付き合い。

前に勤めていた広告代理店の時に、現在のボスからいろいろとよくしてもらってて、この広告代理店を辞めた時にボスが「新たな事業をスタートさせるんで動いてくれ」ってことで頼まれまして「ぶっちゃけ1発仕事(1回ずつの業務終結)では辛いので、年俸制でだったら動きますよ」と返事をしましたら、二つ返事をいただきましたので、今の年俸制の在宅ベースの社員となりました。

在宅にした一番の問題としては、webのサポートは24時間対処する必要があることやシステム開発は勤務時間などで区切っていたら効率も悪い、会社にスペースがない(その後会社の屋上に快適な空間ができましたが、効率が悪いので自宅メインのままです)ということもあり、私の都合としては家で仕事をしたいという希望がありましたから、まさにベストな形態でした。

基本的に在宅ベースだと、ちょっとした用事は仕事の合間に出られるのでいいですが、仕事が入っていたらば当然簡単には外に出られません。通常サラリーマンであれば、出勤している時間だけ働いてれば、時間外は電話のやり取りで終えることもあります(当然出勤もあります)が、在宅の場合はそれは許されません。つまり24時間臨戦態勢です。だから私用で前もって人様と会う約束をするってのが非常に難しいんです。当日に(仕事がズラせれば)「今日の昼からならいいよ」ってのはできますけどね。

私がたまに鹿児島などに小旅行に行きますが、実はクビを切られる覚悟もちょっとだけしてからホテルに予約を入れてます。もちろんできうる限りの仕事をしてから行くようにはしてますが…。

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