日本海新聞8月30日の配信分より。

「閉所恐怖症の女性のために飛行機が19分遅れた」

この女性については自己管理ができていないという点について、他の客からの非難は可哀相だけどしょうがない。

ただし、この報道によると実はこのニュース。

サービス提供者である空港関係者がわざわざ「本日の鳥取便運航について」と広報資料を送りつけたそうだ。

航空会社の担当者は「ほかのお客さまの迷惑を考えれば搭乗すべきではなかった」、「あぜんとするような理由」、「原因が閉所恐怖症であるにせよ、点滴を受けるほどの体調であるにせよ、ほかのお客さまのご迷惑を考えれば搭乗すべきではなかった」と一方的に述べた後で、日本海新聞の取材に対して「われわれは定時出発のためにやっている」と言ってのけた。

まず最初に書いたように、この女性には事前告知を怠ったことに表されるように自己管理の部分で落ち度がある。それはまったく否定はしない。

ただし、それをサービス提供者側が一方的に責任を押し付けるという行いに対しこの会社の管理スタッフは誰も異議を唱えなかったのか?職場全員の意思なのだろうか?

これは「プロの驕り」ではないのか。

その言葉がこの記事を最後にしめくくった「われわれは定時出発のためにやっている」という言葉に表されている気がしてならない。

私は人命優先(強行したら死ぬという意味ではなく、その後のパニック状態でのダメージの可能性)が先であって、定時運行は後な気がするが。

職場や飲み屋でホザく程度のことであって、会社の総意として広報資料を出すセクションの人間が、正式に出すべき事柄ではないと思う。それとも臓器輸送か急患移送とかがあったり、19分遅れで損害賠償でも請求されたか?

【追記】ZAKZAK配信分より。

その後、全日空広報室は「遅れが出て大変ご迷惑をおかけいたしました。一人一人のお客様を大切にして参りますが、(コメントは)真意が伝わらず大変申し訳ありませんでした」といかにも「ならどうしろってんだゴルァ~」という意味が込められたコメントですな。

ファーストリリースがいかに大事かということを考えないで安易に個人の感想とおぼしきものを広報として出すからこういうことになったんでしょうね。

日本の翼はどこも(会社が)危険な気がしてきたぞ。