「赤ちゃんポスト」設置を容認

隣町の話題ではありますが、全国ニュースでも取り上げられてますね。

多角的に切り込んだ意見がでなければいけません。

一部政治屋からの雑音が出てますが、もともと隣町の市長さんはこのようにアピールをすることによってコンセンサスを得たいということなんでしょうから、論議が炎上するのはいいことなんじゃないでしょうか。

「安易に育児放棄をする人がでる」と反対される方が物すごくいるわけで、私もそんな思いも確かに少しだけあります。

実際、設置されてみたらどうなるでしょうか。

たぶん置いていく親の方からすれば、周りの理解が得られず孤独感があったりとか、私みたいな足らない人間には想像もできないもっともっと血ヘドを吐くほどの苦悩があって投函されると思うんですよね。

どちらにしろその(投函しようとする)親の心理状態では適切な育児は不可能なんじゃないかと思えるし、大事な赤ちゃんが傷つけられてしまうくらいならばポストは必要という気もします。また捨てっぱなしではなくて、後から落ち着いて罪悪感が出て取りに戻るってパターンもあるかと思うし。

まぁ普通に役所とかに相談して然るべき施設を紹介してもらい養子縁組するとか方法はあるんでしょうけどそこまで考え付かない、または事情があるみたいな状態だと思うんですよね。赤ちゃんポストに投函しようという人はそこまでココロの余裕がないんだと思うんですよ。

だから一番大事なのは、子供を生んだお母さんが子供を育てやすい環境を公的に整えるってのもそうだし、生みやすい環境も作ってあげなきゃいけないんじゃないですかね。少子化の原因だって本当は女性の自立ってだけじゃなくて、生みにくい環境ってのもあると思います。

そういえばなぜか最近の産婦人科ってラブホテルみたいに豪華な建物だったり、やたらとメディアに出る人がいますよね。別のところに気を配るべきじゃないかなと“店”の前を通るたびに思います。

ってなんだっけ。

あっそうそう。赤ちゃんポスト。

実際に投函する利用者は本当に困窮している人だけだと思うので、「もしもの時はここに逃げられるよ」という、“逃げ道(ガス抜き)”を作ってあげることとして必要かなと思います。そう思うと少しは気持ちも和らぐんではと思うんですよ。近所にじいちゃんばあちゃんがいるような感じでね。

ココロの余裕がただでさえ無い時代。私ら男に想像できないくらいお腹を痛めて出産をしたお母さんたちの負担を少しでも減らしてあげる努力をね。してあげなきゃですよ。うん。

ところで「これは全国版になって国会でも問題になるかな?」なんて思ってた、甲佐町議員の140件を超える税金滞納の督促についてはあんまり全国ニュースになってないのね(^-^;

地元の新聞にはデカデカと出てたんだけどなぁ。