古館ステーション

「外の世界に支配されていると思わなければいけない」

いいこと言うねぇ。

この言葉は、自分の車のガラスが曇ったからと、走行しながら窓を拭き子供たちに大惨事を招いたバカというか人間として問題があるやつがしでかした潮来の事故へのコメントでした。曇りがDEFなどで取れるまで動くべきじゃないと判断ができないほど、このドライバーにはオゴリがあり、それゆえ事故を起こしたと言ってるわけです。

車に乗っている限り人様を死に至らしめうる凶器を操っているという意識があれば、おのずとそんなアホな真似はできません。飲酒運転もそうです。自分に責任を持てる(と判断できる)状態でなければ運転できないようなそんなシステムができるといいのにね。

で、話は戻りますが、昔古館さんのトークが好きだったわけです。

決してアホな笑いは求めない、華も大してない。だけど緻密に計算されている古館トークというものは絶対まねのできるもんじゃないんですね。

ニュースステーションに抜擢され、放送がスタートしたとき、そのオデコの汗の少なさに彼の焦りを感じ「それは古館トークじゃないだろう」という揶揄した気持ちで「古館ステーション」と呼んでいたわけです。

だけど最近、彼の言葉は「彼の言葉になってきた」ような、そんな思いを感じることが増えてきました。

これは、4チャンネルの23時のおちゃらけニュースのせいかもしれませんが、あの芝居がかったおっさんの歯の浮くようなトークと一部似ているんだけど、実は中身がまったく違う。口先と頭の中で1周して出た言葉はかくも違うものかと実感している次第です。

そんなわけで古館ステーション、最近のお気に入りです。

面白いドラマがはじまるまでは見るでしょう(ぉぃ。

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