手術に向けて「いよいよ1週間後」

本日、手術前眼科の最後外来でございました。

入院日は9日13時、手術は10日の9時からとなりました。

正式な病名は「糖尿病性網膜症」「増殖性硝子体網膜症」「白内障」

正式な手術名は「硝子体切除術」「白内障手術+眼内レンズ挿入術」

主治医の副院長先生の説明は丁寧に20分近くありました。

簡単に説明しますと、眼球に3つの器具を入れ、新生血管が生えている硝子体の除去とその出血によってできた強固な膜を除去しレーザーで新生血管の根を焼くそうです。

増殖膜から伸びて網膜を引っ張ってる新生血管と網膜の間を切断して除去する時の状態次第でどのような状態にもっていくか決めるそうです。

膜を切除した時に自然に網膜が戻れば“水”だけ入れて完了ですが、これはよほど“よい状態”じゃないとないそうです。

網膜の状態が「まだ自然治癒力がある」と判断された場合はガスを入れておいて自然にガスが吸収される間に網膜が張り付くのを待つんだそうです。

そして最悪の「網膜が戻りそうにない」場合は、陥没法などで網膜を固定し、オイルを入れてしばらく様子を見て、またオイルを抜く手術となるそうです。

どれになるかなぁ。。。

人工レンズを入れる理由。

硝子体手術の場合は、通常レーザー光凝固手術も同時に行われて新生血管ができにくくするんですが、実はいつもしている光凝固というのは、瞳を通した空間でしか施術できないため、限られた部分しか焼けないんですって。だから水晶体を切除してそこから機械を挿入しいつもの施術では届かない眼球の前部も焼くんだそうです。そうしないと死角となっている部分で新生血管が発生し茶目の部分も犯されてしまって緑内障とか大変なことになるんですって。

私は仕事柄手元が重要なので度数1.25のレンズになりました。これは近くは見えるけど遠くはメガネが必要ということで、患者の希望でどうにでもしてくれるそうです。たとえば手元はメガネで見るから遠くは裸眼で見たいという場合にはそれに合わせた度のレンズにしてくれます。簡単に言うと度数が固定される=老眼と同じ状態だそうです。

1%の確立ですがお決まりごとの説明として、全盲の危険性などについてもしっかりと10分ほどご説明をうけました。凄いなぁ。この病院。

その後、入院説明所にて自分自身の(アレルギーなど)説明や筋肉注射の簡単な検査、支払いについて私が質問していた「委任払い(※)」などについて説明などが約40分。

最後に麻酔チーフドクターによる問診と私の場合に行う全身麻酔の説明がありました。この先生はハーフの方で物凄くフレンドリーで安心できると思いました。

私の全身麻酔だと尿道カテーテルはよほど目覚めが悪いとか予想外のことが起こらない限りないそうです(手術中は紙おむつですって)。夜には介助してもらうなら歩いてトイレにも行けるそうです。翌日からは普通にお食事も可。前日は夕食後は午後10時以降、一切の水分摂取禁止。

手術時間はおおむね2時間~2時間半。

入院日数は状態がよければ5日ですがめったにないそうで、だいたい1週間~2週間は見てほしいとのことでした。

こんなところでございます。

そうそう。

お金については概算額を出してもらいましたが用意していたもので余裕で行けるんですが、ひとつ問題がありました。入院には「連帯保証人」が必要なのですよ。金はあっても必要なんてすって。「保証金積みますがだめですか?」と言ってもだめでした(^^;

これについては結局微妙な距離にいる東京の知り合いにお願いしました。「お金は十分あるし万一の時は家の家族が払うから心配いらんように念書を書くから」ということで一発OKでした。やっぱこういうのは友達には頼めないし、断られて妙な壁ができるのも嫌だもんね。金の話をするだけでもなんか物凄く抵抗あるし疲れるしさ。

【※追記】

委任払いについて。私が住んでいる町では制度がないそうです。来年以降に使えるかもしれないということでした。これだから「大字」がつく住所は嫌だったんだよ(^-^;

まぁとりあえずどうにかなる金額なんでどうにかなるでしょう。

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