直木賞作家猫殺しを告白(の続き)

この記事は8月24日に書いた「直木賞作家猫殺しを告白」の後追い記事です。

坂東眞砂子さんが「真意を語りたい」と毎日新聞に寄稿したそうだ。

「避妊手術も、生まれてすぐの子猫を殺すことも同じことだ」

この論調は相変わらず一緒ですねぇ。

ただ「命の尊厳」についてより深い解釈というか言い訳をしている。

私もこの記者さん同様マイノリティを叩くことはしたくありません。

た~だ、果たしてそれで、ご本人が言われるように「殺すことを正当化できる」の?ということ。

要点はこうだ。

・避妊手術も、生まれてすぐの子猫を殺すことも同じことだ

・生まれたばかりの子猫を殺す時私は自分も殺している

・子猫を殺さないとすぐにまた子ができ人に迷惑をかける

・避妊手術は人間至上主義によるエゴである

人間が猫の性をコントロールすることがネコの尊厳を無視し、性を奪っているということにホコ先を向けたがっているようにしか見えない(←あくまでたらない私の考え。

避妊手術をするほとんどの人は心の痛みを感じてる。私などもそうだけど万一脱走した時に不幸な子たちが生まれないようにとの願いからしている。

これが彼女が言うように、エゴだ、ナチスの再来とか元ハンセン病とされた人たちへの国策レベルの愚考と一緒だと言えるのか。

夜中の番組に出る人間だったら、「コンドームメーカーはどうなる」「性への冒涜か?」「フリーセックスの蔓延を招くか?」なんて台詞まで並ぶだろう(ちょっと飛躍。

彼女の一番の失敗は、ネコ殺しを正当化しようとしたことと、コンセンサスを得る文章が書けないことだ。

言論弾圧はなってはならないが、その影で今日もネコ殺しが正当化されているならば私は制止しない。

今日、どっかで書いたんだけど、目の前で生きている命を救うことが将来の不幸だとしても、目の前で絶命しようとしているものを無視はできません。それが人情ってもんだと思います。ターミネーターじゃないんだからさ。今生きている命を自分たちがわざわざ殺す必要はないのよ。自分が生きるためちゃうやろもん。

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