ファースケープseason2更新されますた

本日はGyaOで放送中のファースケープseason2更新の日でございます。
今回は第10話。
突然緑色の光る物体がモヤめがけて物凄いスピードでやってきます。パイロットにも想像不可能なこのエネルギー体。なんとモヤに“グニョンっ”て入り込みます。ほんと“グニョンっ”てカンジ。船内の生体をくまなく探査するとジョンクライトンの頭の上で停止。エアリンは狙いを定めて撃ちます。するとそのエネルギー体はジョンクライトンを飲み込んで、しばらくするとジョンクライトン本人やそっくりの原始人、未来人みたいのまで吐き出すんですね。


で、やがてこのエネルギー体スフィアが異次元へのドアを開き始めます。DSでそのエネルギーを回避させますが、もってあと4アーン。さらにスフィアの解析が進みます。パイロットがある程度解析した段階で、未来型ジョンクライトンが変調をかけて雑音から言葉が聞こえてきます。「生命体調査をしている。献体を一人でいいから寄こしなさい」ジョンクライトントリオだけにこの言葉が聞こえます。
未来型とオリジナルのジョンクライトンは思案の末、原始人型ジョンクライトンを献体することにして原始型ジョンクライトンを探しに行きます。チアナは「自分が献体されるんだ」と悲しむ原始人のジョンクライトンに情を抱き、オリジナル達に捕まる前に牢屋から逃がしてしまいます。
乗組員たちの意見は、オリジナルのジョンクライトンを残したいという気持ちと、他のジョンクライトンを殺すことになってもいいのかと悩みます。原始型ジョンクライトンを見つけたオリジナルジョンクライトンは、これが“俺の考え方だ”とわざと原始型を逃がし自分を献体することを決心します。オリジナルの思いやりの心をよそに、未来型ジョンクライトンだけは、原始型かオリジナルを献体しようと企みます。
ジョンクライトンオリジナルと未来型の話し合いのシーン。覚悟を決めたオリジナルジョンクライトンは、スフィアの方に振り向きます。その瞬間後ろで“ゴスっ”と鈍い音。せっかく逃がしてもらった原始型ジョンクライトンが、未来型を殺し背負っています。やはりジョンクライトン。優しさは原始型もオリジナルも変わりません。
「ここは俺のいる場所じゃない。お前の時間だ」とオリジナルジョンクライトンに言って、死んだ未来型と一緒にスフィアに飲み込まれていきます。
って文字で書くと単純だけどねぇ、その演出の巧みさとか、ほんと素晴らしいです。またストーリーにこめられたメッセージには宗教的なもんまで感じてしまいます。毎週土曜が待ち遠しくてしょうがないです。

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