老犬「純」の葬式終了

今、すべて終わって骨壷持って帰ってきました。
我が家の老犬純(ジュン)こと純子さん。
17歳と9ヶ月ですが、数え年で18歳となるそうです。
まず、動物葬儀屋さんが専用車でお迎えに来て、挨拶の後、棺に納めます。恥ずかしながら声を出して泣いてしまいました。
本人が好きだったチーズ入りのおやつや、洋服、大事にしていた敷物、枕、私からの手紙、思い出の写真などを木目柄の棺おけ型ダンボールに入れます。
現地で最後のお別れの後、焼かれるわけですが、ちゃんと仏壇がついた焼却炉の建物でした。お坊さん担当の方がお経を唱える中、私が焼却炉のスイッチを入れました。。。
1時間半後・・・
お坊さんが、焼却炉から出した骨と灰を拾い集めて「この骨は・・・」とひとつひとつ説明してくれます。かなり健康な状態の骨でした。湾曲もなく密度も濃ゆい、ゲンキな骨だそうです。みんなで箸でつまんで骨壷に入れてやり、化粧袋に入れてやりお葬式をする建物へ移動です。
骨になった純を見て、私は泣けませんでした。ただ頭の骨が(当然ですが)純の頭と同じ形なのはちょっとだけショックでした。ショックを受けるものではないんでしょうが、いつもの純の顔がオーバーラップして見えたんです。他に背骨や尾骨、特徴的な骨たち。すべてが純のカタチでした。悲しいというよりも、これで純は思い出になったんだなという気持ちが強かったです。
多くの動物たちに見守られながら葬式は進みます。
お経が響くその場所で、順番にお焼香をすませ、純の思い出をお坊さんと語りました。お坊さんといっても担当社員さんですけどね。彼らはレポーターに向いてます。会話の中でちょっと言った一言をちゃんと覚えていてお経の中に取り入れてるんです。さすがプロの仕事だと感心しましたね。
さて。
お葬式も終わって、帰ってきてすぐこれを書いていますが、確かに悲しい気持ちはあるんだけど、それよりも楽しかった17年の思い出として、純は心に残りました。
ペット葬儀については、いろんなご意見がありますが、私は愛情表現のバロメーターとしてお金をかけるような意味ではなく、自分自身や家族が心の踏ん切りをというか、区切りをつけるためにすべきなんだと思います。もちろん大前提にはペットが成仏できるようにという意味があってのお話ですよ(^^;
49日の間は玄関の飾り棚で、線香やお水、お菓子を置いて供養してから、阿蘇の小屋に埋めてあげようと思います。
お線香をあげにきて一緒に泣いてくれた友だち。電話で一生懸命はげましてくれた友だち、メッセージをくれた友だち。ただこれを見てくれたあなた。
本当に本当にありがとうございます。
これからも純との思い出を胸に精一杯、死ぬまで生きて行きます(当たり前だっての
thank you…

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