我ふと想ふ

ラジオ番組でEメールでの投稿受付を止めてみるのはどうだろうか。
ラジオリスナーといえばほとんどの人はなにかしながら聞いているんだからみんながメールできるわけじゃない。それなのに番組はメールで成り立ってるかのような薄い内容のばかりが増えてきた。
AMラジオを聴いてメールを出す人は、全リスナーからすれば極一部の人だけ。これでは毎回同じ名前の人が読まれる番組とかだと、普通のリスナーは[疎外感]を感じてしまって余計ラジオ離れを起こすんじゃなかろうか。
Eメールのレスポンスや敷居の低さから勘違いしたリスナー解析をしていない番組はといえば、メール至上主義となり次第には囲い込みをしてしまって、リスナー層が煮詰まり、つまらなくなる。中には“メールをくれないリスナーは相手にする必要はない”とまで言った人間もいた。確かにリアクションがある「アクティブ(メール)リスナーが恐い」と言うのはもっともだが、これは大きな勘違いだ。メールを出さない「非アクティブリスナー」を無視しちゃイケないよ。身近なところで言えばスポンサーサイドの人間は後者に多いでしょうに。
アクティブリスナーを軽視しろというのではない。ただAMラジオは“あくまで喋り手がメインである”ことを忘れた人が増えてしまったことがラジオの衰退の一因だと思えてならない。
今年のRKKラジオのスローガン「AMへ、かえろう。」は、業界人もAM(の基本)へかえろう。という警鐘に聞こえるのだが。

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