友よ…

(今日は喉がやられてて寝込んでた)
ツァーカ ツァン ツァン ツァツァン ツァツァーン♪
(携帯着メロ=ドラクエのテーマ
唐突に起こされた。
「ババちゃ~ん?元気しよったね~?」
(私の名前は馬場なので「ババちゃん」と呼ばれることがめっちゃ多い
その元気な声。
最初、誰だかわからんかった。
2年ぶり…いやそれ以上ぶりに聞く友の声だった。
お互いに忙しくなり、なんとなく連絡がとれなくなつてそのままにした友だち。いつも一緒に2台のMINIで九州中を走り回ってた友だち。暇さえありゃ毎日ツルんでた。お互い気遣うこともなく一緒だった。女と一緒にいるよりも多くの時間を一緒に過ごしていただろう。MINIのサークルを一緒に立ち上げた人物でもある。
彼はとあるビジネスにハマり、高級車を買って…と私が嫌う方向に行ってしまった。何度か説得したんだけど、無駄だった。「時間がくれば彼も判るだろう」そういった諦めの気持ちから疎遠になってたトモダチ。
現在、彼女とも入籍し7月にはお子さんも生まれる予定だそうだ。仕事も長距離トラック運転手をしているらしい。私も彼女ととあるキッカケから一緒に住んでる。もうすぐ2年だ。
時間が過ぎることって、意外と爽やかな風なのかもしれないね。
その友だちはオープンのMINIに乗っている。バリバリにしてるらしい。
「またMINIに乗りたくなったよ」そう言って私は電話を切った。

Author: kouji.baba