謎の病気?と「なんらかの要因」

去年の夏以降、不調→倒れる→病院→高血糖&糖尿と診断→治療となり、11月には増殖網膜症による失明寸前→目の手術を繰り返す。その間、低血糖頻発。
という私の異常が次々と出てきて、友人の喋る薬剤師どめっちに紹介された、代謝内科専門医の先生のところへと転院しました。
そして、いろいろと判ってきたことが「本当に単純な糖尿病なのか?」ということ。
まず糖尿病で低血糖を起こすのはインスリン注射や、インスリンを搾り出す薬によって“インスリンが増える(出る)ことによる副作用”で起こることなのに、私は注射はもちろん、インスリンを搾り出す薬さえ(お医者さんの指示で)止めていたのに低血糖が頻発したこと。増殖網膜症は高血糖状態が長年続いたことによって起こったのは間違いないようですが、その血糖を上下させている原因について、いろいろな疑問点が出てきました。
今、判明しているのは
・インスリンは通常値の5倍以上分泌されている高インスリン血症という状態
・5倍以上のインスリンが分泌されているのに、尿中のインスリンは通常値
・インスリンが出ているのに高血糖になるということはインスリン受容体が役目を果たしていない可能性がある
・低血糖はなんらかの要因が重なった時だけにインスリン分泌と受容体が通常の動きをしたために起こった可能性がある
※「なんらかの要因」について現在推定されるのが、過労、空腹などがスィッチになっているかもしれないとうこと。そして「インスリン受容体が役目を果たしていない可能性」については、「“インスリン抗体”が私の身体に存在しているかも」ということだった。それを確定づけするために、インスリン受容体について調べるため血液検査となった。その結果が来週には出るらしい。
ただし「なんらかの要因」についてはだいたい判るんだけど、インスリン抗体については、インスリン受容体の数を調べることによって相対的に把握できるということらしい。でもこのインスリン抗体については、原因として過去に旧来型の牛や豚のインスリンの注射や、抗体作用を発生させる服薬があったかもしれないということだったが原因は不明らしい。
「らしい」ばっかだな。
でも、検査をいろいろとしないと私の身体について、把握することはできないので、これは喜んで検査に挑もうと思う。元来「かわり者」として生きてきた私だから「人とは違う」ということに優越感さえあるのですよ。だから心配はしていません…と言ったら嘘になるな。やっぱり不安はある。でも、それを上回る信頼も、挑む気合も、今は十二分にあるので、なんだかワクワクしています。それは本当よ。
また先生も「これは非常に稀ですよ」ということをハッキリと言ってくれた(前の病院の先生はいろいろと親切にしてくれたけど、いつも「なんでだろ~」ということで治療指針を出してくれなかったんだよね)し、いろいろな関係先と調整に入っていてくれているので、信頼してついていきます。
私は本当にラッキーだったんだなと思います。
もしRKKラジオにハマってなかったら、リスナー会に関わってなかったら、もし土曜だ!江越だ!を聞いていなかったら、もし喋る薬剤師どめっちと出会ってなかったら。。。そう思うと“縁”というものの素晴らしさ…文字として表現するのは本当に難しい。
病気への不安よりも、みなさんへの感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうありがとうありがとう。
★MEMO
・腎機能は(増殖網膜症になるほどの合併症の割には)まったく良好。ただし蛋白が出ているので痛み始めている状態だから注意は必要。
・今朝の空腹時血糖は140。昨日の夕食後2時間の血糖値は300。
・インスリン受容体の血液検査の結果が出るまでの今日から1週間は、血糖値コントロールの薬は出ていません。でもちょっと怖いなぁ(^^;[補足:合併症については短期間の高血糖では大して影響は出ないそうです。むしろ低血糖のほうが高血圧を引き起こすので非常に危険なんだそうです]

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