買っちった!

デジカメ買いました。
まずスペックだけで語るようなパナソニック製は半額でも買わないと心に誓ったあの日以来、仕事で使っていたE100RSをまた入手することを夢見ていたわけですが、今日、なにげに中古デジカメショップを見ていたらヤフオクよりはるかに適正価格のところを見つけました!
だいたいヤフオクで車とコピー品や直販品以外のものを安く買おうというのが間違いだと思っていたんで、最初から中古デジカメを検索してればよかったんだよね。
ここ(MAPCAMERAさん)にありましたわよ。我が心の名機であるE100RSが。128MBのSM付で21000円!これはヤフオクよりもはるかにお安い価格です。しかも専門店ですから“買いの一手”で間違いないでしょう。
このE100RS。当時16万円もしました。当時はコンシューマー向けでも300万画素が当たり前の時代でしたが、なんとオリンパスは無謀にも150万画素なのにプロ向けのメインの商品として出したんですね。でもこれには意味があったんです。まずこのカメラにはキャッシュ用のRAMが搭載されていて、通常のカメラとは違いCF(orSM)への書込速度のボトルネックを解消させていました。今のように高速SDも無かったわけですから、これは画期的なシステムでした。そして、最大の特徴である15コマ/秒の高速連写!ハーフシャッター時にはキャッシュがいっぱいになるまで(名前は忘れたけど)勝手に画像を記録する前撮機能(現在USのテレビカメラが使用しているシステムと同様のものと考えてください)などプロが唸る多彩な機能を搭載していました。この時この技術がクローズアップされていたならこのカメラは爆発的に売れたかもしれません。現在では名機と詠われるE100RSですが、当時はオリンパスが傾いてしまった時期と重ってしまい不運な運命を辿ってしまったのです。
しかしこの名機。約2年後とある問屋さん経由で大量に販売されました。ジャパネットタカタさんで50,000円強という破格でした。その後爆発的にプレミアがついてしまい未だにオークションでは30,000円前後の高値をつけています。
また、この機能だけではなくて、オリンパスは低画質機でも特徴がはっきりと出ている、オリンパスカラーというのがあります。同じCCDで画素数のカメラと比べてもらえばわかりますが、このオリンパスカラーはすばらしいものがあります。当時のE1000RSの画像処理エンジンはどうしても赤を増幅するという特徴がありますが、その点を覗けば今でもほぼ100%の満足度を誇る画質だと思います。今使ってるパナソニックに比べればね(^^;
で、買ったのは、E100RSだと思うでしょ?
違うのよコレが。
だってさ~趣味で使うならいいんですよ。E100RSでね。でもね、私の場合は、仕事も遊びも両方使わなんと。だから、いくら画質が良くっても、画素数が足らないとA4サイズの印刷品質まではもって行けないんですよ。
A4だったらやっぱり最低400万画素はないと加工するにしても、なんにしても辛いんです。
ですから買ったのは、CAMEDIAC755UZです。
最初はね、手振れが怖いから、パナソニックのFZ3とか、CANONのSIとか光学補正のを候補にしてたんだけどね、去年末下がってた価格が年明けた途端に1万以上も値上がりしちゃったのよ。FZ3の前の機種であるFZ10なんか16000円も上がってんのっ!
だから、ここは値ごろ感が非常に高くなっているCAMEDIAC755UZにして、xDカードを大きいの買って高画質で撮りまくった方が結局コスト的にいいかなと思ってね。これにしました。ただし、光学補正はついてない(※)ので、三脚は常に車に積んで置かなきゃね。
※アンチバイブレーションプログラムというのが入ってるけどね、これって露出やシャッタースピードを調整して補正というより調整するだけだから、強制発光させてシャッタースピード早くするのと変わんないと思うのですよ。

Verified by MonsterInsights