親父はね、昨年末に小脳に脳内出血をしたわけですよ。
たまたま脳幹からズレていたおかげで一命はとりとめて、運動機能もロレツが悪くなっただけでマヒなどもなかったわけです。
センセーは「自宅で療養する程度のリハビリでいいですよ。もちろん自転車やタバコと酒はダメですが」とのことで家に年末連れて帰ったわけですよ。
親父は普通に言うところの町内会長、地元で言う「区長」なんですが、役員のみなさんに入院時に連絡していろいろと後を継いでくれる人を探してもらってるわけです。私や町内会のみんなの意見として「区長は交代」ということで話を進めてて本人も「区長は無理かな」などと言っていたわけですよ。
ところが、退院した途端、ハメをはずしまくってるんです。もう誰の言うことも聞かないんです。町内会の役員からも役員会には出ないように言ってもらってるんですが、それも無視し私の制止を振り切って今日も町内会の飲み方（飲み会）に押しかけて行きました。私たちは親父が家にいる時は必ず一人は家にいるようにしているのに、このように勝手な行動に走る姿に呆れています。私自身ものすごい虚脱感と戦っているわけです。
いつまで１ウェイなんでしょうか。
老人介護の難しさなんてものを語るほどの経験はしていないけど、このように医者や周りの思いや言葉をも無視して自分のしたいこと身勝手にする年寄りを私はどう扱かったらいいんでしょう。来週親父を連れて病院に行ったらそのへんについてどうしたらいいのか本人の状況を鑑みてもらって先生に判断してもらおうかと思います。このままでは私自身が崩壊してしまいそうですよ。
といいつつ私は今日も生放送にでかけます。逃避しているのかもしれません。でもこうすることが精一杯です。
