増殖網膜症になったなら・・・(超ロング文)

明日は今年最初の目玉焼きの日です。今年は隔週火曜日の午後に目玉焼きをすることになりました。
増殖網膜症にかかっている私は、網膜にできたモロい不良血管を焼き切ってもらうため、隔週でレーザー光凝固手術という日帰り治療を受けています。新年早々なんですが針を目から脳に刺しているようなくらい痛いです。0.3秒の照射ですが、眼底に近い部分を照射すると痛いんですね。だいたい1度に400発ほど撃たれます。血管が破けた翌日は700発ほど打たれました。でも失明するよりはマシなわけですから、「増殖網膜症」として診断されたならば、躊躇せず治療を受けてください。
センセーの話によるとかなりの人たちが痛みによって途中で治療を放棄するのだそうです。2~3年前から、日本の失明原因の第一位が生活習慣病に起因する病気によってなっているという事実から目を背けないで肝を据えて治療に挑んでください。まだ躊躇してます?もし、朝起きた瞬間、目の前が真っ暗だったら怖いでしょ?私はたまたま不良血管が切れた場所が中心からちょっとダケずれていたお陰で助かりました。ここまで来ていたのに失明を防げたのは本当にたまたまなんです。
(※ここからはネットで調べた自分なりの解釈ですからたぶん間違いばかりかもしれません。100%信用せずに心配だったら医療機関に速攻ぶっ飛んでください!)
さて、増殖型網膜症はなぜなるんでしょうか。
それは、極端に言うと血流のせいです。本来血液はいろいろなモノを私たちの体全身に送ってくれています。内臓はみんなが連動して私たちを生かしてくれています。糖尿になると、毛細血管が詰まりだします。原因はさまざまですが、これによって血液が酸素や栄養を体の隅々まで正常どおりに送られなくなってしまうわけです。怖いのは腎臓(血液をろ過して尿を作るフィルター)や毛細血管のモロい網膜(カメラで言うフィルム)に血流不良が起こること。
網膜症には大きくわけて3段階あって「単純網膜症」→「増殖前網膜症」→「増殖網膜症」という状態になります。自覚症状については「増殖前網膜症」でも気がつく場合があるそうですが、ほとんどの場合は「増殖網膜症」になってはじめて異常に気がつき眼科に来る場合が多いそうです。私も焼肉食べ放題でほどよく食べた翌朝、最初黒いピーナッツみたい(血管のコブが出来た状態)のが目の前に現れて、しばらくして赤いカーテンのようなもの(血管が破けて目の中の硝子体に血液が貯まり始めた状態=網膜では鏡像になので下部に溜まる血液が上からの赤いカーテンに見える状態なんですって)が見えました。
私は幸いにして腎機能は正常値とのことでしたが、目にきたわけです。
もし増殖網膜症になったら、肝を据えて治療に専念しましょ。もしまた治療後にあなたがコントロールできなくて再発したとしても一度光凝固手術を受けた人とそうでない人には効果に違いが出るそうです。ちなみに私は10年前に飛蚊症があったのですが糖尿のせいではなく体質によるものだろうとのことでした。でも糖尿病は10年以上の長期に渡って患っていた状態だったそうです。
そんなわけで、現在は、高血圧とともに糖尿病の治療をしています。高血圧については緊張によって高血圧になっている可能性が高いそうで、最近は130/80台以下で落ち着いています。糖尿については検査入院をして、血糖値カーブの確認をしないといけないのですが、まだ仕事の段取りが組めないので、とりあえずの対応策として朝夕食前に消化吸収を遅らせて血糖値カーブを下げるベイスンという薬(副作用はオナラ)と朝食前にはもう一つダオニールというインスリン分泌を促進をする薬を飲んでいます。低血糖になりがちですが検査入院をして投薬を確定するまではこの調子ですな。とりあえず血糖値は正常値以下なので。。。(ヘモグロビンは下がって6.6でした)
ただしこれは薬を飲んで治療をちゃんと受けているからこの数値なのです。独学で治療しようとか、どっかの危ないとはいわないけどイカガワしい健食で治そうなんて考えはやめてとっとと保険が使える医療機関にかかりましょう。それが結局一番近道だと思いますよ。

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