高齢者向け閲覧ソフト

IBMという会社に、一目置いている人は多い。
それは大企業だからとか、PCの互換規格を作り上げたとかいろいろある。
だけど、私はユーザビリティやアクセシビリティについてIBMがしてきた事をもっともっと評価すべきだと思う。
 例えばこのニュース
 >>日本IBM、高齢者向け閲覧ソフトを中小企業に販促
IBMは普通の会社では金にならないのでしないような事に金を注ぎ込んでここまでやってきた。多くの歳月をかけてここまでやってきたのだ。下世話な人に言わせれば売名行為だの偽善だのと言われがちだがそんな姑息なマネをするほどチンケな会社ではないだろう。
私がWin機を買ったのはWin3.1が入ったPCで93年製だった。当時はCバスで有名(今でもCバスは工業製品として世界で使われているがコンシューマ向けとしてはマイナーになってしまった)なNECの製品である。クロックアップなどをして遊んでいた。その次に買ったのがIBMのアプティバだった。486sxあたりだったと思う。
アプティバにはvoicetypeとか言う使えないソフトと複合型モデムとヘッドセットが入っていたけど、voicetypeは今でもちゃんと後継種が開発されており、一部の分野で大活躍しているそうだ。
バリアフリーの時代である今、彼らの狙いは正解だったわけである。

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