ファイル交換ソフトに違法性なし

ネット系ニュースで話題になってますねぇ。

米国のニュースですが国内への影響も間違いないでしょう。

だいたい、ファイル交換ソフトを制作した人間が捕まることは間違っていると思います。

本人はネットを活用した情報交換用にファイルを制作したわけです。たまたま大容量転送を実現するシステムができあがっただけです。まぁ違法ソフト対策をする必然性はあったんでしょうけどね。

 

これが別物だったらどうでしょう。

例えば包丁。本人たちはもちろん人を指すなどとは思わずに製造しているわけです。でも一部のボケが自己欲求を完結させるために使用したりします。モデルガンも改造をして殺傷する可能性はあってもまさかそんなことに利用するために製造しているわけではありませんでしょう。自動車なんかもそうでしょう。まぁ戦争で使う武器に関しては確信犯でしょうが(^^;

 

判りやすい事例としてはニュースでも取り上げられていますかビデオのベータマックス訴訟があります。

違法行為に使われる可能性があるからといって開発を規制することは難しいと思います。

ようは「頭と刃物は使いよう」なのです。

もし制作者の責任にしてしまうのであれば誰も開発をしません。

 

違法をする可能性があるソフトを助長しろというのではありません。

利用者がモラルを持って使えばいいことですが、それが実現できないのであれば、やはり使用者責任を問うべきだと思いますね。開発者に責任をなすりつける魔女狩りのようなことはすべきではありません。

 

今回の司法判断は“妥当”だと思います。

 

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