1999.07

「暑いぞ・・・うっきーーーーっ」
熊本は梅雨の最中なのに、30度を超えていた。そんなある日とうとうクーラーのコンプレッサースイッチを入れてしまった。ひじょーに暑かったのである。人間がオーバーヒートしそうなくらい暑かったのである。
が、また、しかしである。
「うっ動かん!いかん!なぜじゃ?なにがじゃ?どーしてじゃ」ゴンは混乱した。
せっかく買ったクーラー付のミニなのに、クーラー外しちゃおうかなーなんて恐ろしいことを考えていた私ではあるが、冷静になって考えた。納車前にクーラーガスが入っていないことを知っていた私は、クーラーガスを納車時に入れてもらっていたのだが、結局同じ原因で抜けたんだろうな。と勝手に解釈していた。
だって、ガスラインの点検窓をみてもスジ見えないし、ガスが足らないからか、安全装置が働いたみたいでコンプレッサーも回ってないし。なんて回答を出していたのですから。でも、「クーラーに連動する電動ファンは動いてるなー」とは思っていたのですが。
そんなある日、コイル周りをなぜか点検していた私は、ふと、遊んでいるコードくんとであった。コンプレッサーの上であった。抜けたばかりのギボシ端子ちゃんもいた。ふたりはコンプレッサーの電磁クラッチスイッチに行くコードだった。元のさやに収めてあげた。コンプレッサーは無事回転し、快適なシンデレラ号に戻ったのだった。めでたしめでたし。

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