親父が入院して一週間が過ぎた

ICUから4日ほどで一般病棟に移ったものの、昏睡状態には変化がない。

担当医も忙しく、治療方針や状態説明をしてもらおうにもなかなかタイミングが合わず、4回目の来訪にてやっと会えた。

「13年前にも言われていたので、ある程度覚悟はしています。はっきりと教えていただいて構いません…」と前置きしてお聞きしたこと。

  • 改善しても目が開く程度であろうということ
  • うまくいけば数ヶ月して今現在出ている脳以外の症状が落ち着いてきたら、脳卒中に対応したリハビリテーション病院に転院することになるということ。
  • すでに肝機能が低下している状態で年齢的なものもあることから、今後の治療方法について家族の判断が必要になるということ。

「つまり良くて寝たきりで昏睡状態の改善は見込薄ということでしょうか」という問に先生は頷かれた。今までの状態から言っても妥当な診断だと思う。

この中で特に問題となるのは、家族の判断が必要になる延命治療だ。
これについては、既に肝機能が低下していること、年齢的なことから、内臓が弱っているので、手術を無理やりしたり、人口呼吸器を使って無理やり植物状態で生かせるべきかどうかの判断を家族ができるということだそうだ。そんな判断をしなきゃいけないんだね。辛すぎるよ。
親戚の前でこの説明をしようとするだけで息苦しく泣きながらの説明ではあったが、親戚と話し合った結果、苦しませてまでの延命治療は望まないということで話がまとまった。。すごく辛いのだが家族としてこの事態を受け止めて判断をしなければならないのも事実だ。逃げるわけにはいかないもの。
無論親父が反射反応すら微妙な昏睡状態に陥ってるからこその、こういう判断に至ったわけで安易に判断したわけではない。当たり前だが。

以上、父については日々の経過程度はTweetなりすると思うが、大きな変化がない限り単独投稿はしないと思います。

☆この日の夜、突然息を引き取りました。

 

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